ミッキー、和とコラボ 京のデザイナーら、伝統工芸でグッズ
 京都で活動するデザイナーや建築家で構成するグループ「WA−Qu(和空)」が、米国のウォルト・ディズニー社と提携し、和風のディズニーグッズを制作した。東京で6日から開く展示会に出品予定で、ミッキーマウスをアレンジした愛らしいデザインの照明や家具が京都の伝統工芸に新風を吹きこんでいる。
 和空のメンバーは現在9人。「和の空間」の創作にこだわり、イタリアなどで家具や照明、小物の展示会を開いてきた。日本で新たな事業展開を検討していたディズニー社は、優れたデザインの和空の作品に注目し、今年1月に契約を締結。「Disney+WA−Qu(ディズニープラス和空)」のブランド名での商品販売を決めた。
 商品開発には、漆器の象彦(京都市左京区)や金属工芸清課堂(中京区)など京都の伝統工芸の老舗も協力。漆塗りの宝石箱や真ちゅう製の灯籠(とうろう)、竹細工ののれんや照明器具などに、ミッキーマウスの顔と耳のシルエットを基調にしたオリジナルデザインを施した。商品は3000円程度の手ぬぐいもあるが、高額な和紙ライトオブジェなどは100万円以上。全体的に高級感あふれる品ぞろえとなり、「期待以上の出来栄え」(ウォルト・ディズニー・ジャパン)と評判は上々という。
 6日から3日間、東京ビッグサイトで開く展示会では和風の空間を設けて約30種類の商品を紹介する。商談会で需要を見極め、2007年度内に商品を供給する予定。
 和空のプロデューサー中塚重樹さん(58)は「ディズニーとの提携は高度な京都の伝統工芸を生かす新しい切り口。今後も伝統工芸業者に参加を呼び掛け、京都を代表する高級ブランド商品に育てたい」と話している。

こういうのをやりたかったのじゃ!
でもどれだけ使用料取られるんじゃ・・・・・・