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“匠の技”データベース化 京都府が伝統産業協働バンク
2月15日10時27分配信 京都新聞


 京都府は、幅広い伝統産業の技術保有者をグループ化し、試作などを共同受注する体制を2007年度に構築する。伝統技術の応用で新規事業開拓や技術継承を図る狙い。職人のデータベース「伝統産業協働バンク」を創設し、府の試作産業推進構想で昨年7月に発足した試作仲介会社京都試作センター(京都市下京区)に登録し、受注を目指す。
 西陣織や京焼・清水焼、京仏具など多様な伝統技術を新しい分野に展開し、伝統産業の振興に役立てる。07年度一般会計当初予算案に事業費200万円を盛り込んだ。
 京都産業21が実施主体になり、意欲のある職人を公募したうえでデータベース化するとともに技術ごとにグループ分けする。新製品開発に必要な試作などを各グループ単位で受注し、職人それぞれが持つ技術を持ち寄って取り組む。グループには専門的知識を持つコーディネーターを置く。
 伝統産業の職人はこれまで、それぞれの得意技術を特定分野の製品づくりにしか向けていないケースが多い。このため、府は技術の新しい応用分野を開拓する方針で、例えば絵付け師によるデザイン開発や仏具職人の部品加工などを想定している。
 グループの受注体制が整えば、京都試作センターに登録し、全国の企業や団体などから注文を受け付ける。

へー、面白い試みね
是非役立てて欲しい