でんとーこーげい

v-polyp2006-03-19

伝統支える匠の技に見入る 左京で「京の名匠春秋会展」

 京都市伝統産業技術功労者の新作を集めた「京の名匠春秋会展」が19日、京都市左京区みやこめっせで始まった。着物や陶磁器、扇子などが展示され、伝統を支える匠(たくみ)の技に来場者が見入っていた。
 功労者約300人でつくる春秋会と市が、21日の伝統産業の日にあわせて開き、職人80人が約100点を発表した。会場では、友禅の意匠図の製作や木版画など、5業種の実演も行っている。
 春らしく桜をモチーフにした皿や、繊細な色づかいの友禅染の着物、鮮やかな金色の舞扇などのほか、音色の調整に欠かせない太鼓の調べ緒などが並んだ。名工ならではの技術が表れた京の伝統産品を、訪れた人たちはじっくりと見比べていた。21日まで。無料。

伝統技法に若者の感性加えた力作も 東山の青蓮院で作品展
 伝統産業の若手後継者らが丹精込めて制作した工芸品を集めた作品展が19日、京都市東山区の青蓮院で始まった。木工や表具、染織など多彩な作品が来場者を楽しませている。
 若手職人でつくる「京の伝統産業わかば会」と市の共催で、2年ごとに催している。今回は「新風−伝統の上に生まれる新しい魅力」をテーマに同会員やOBらが約80点を出展した。
 金属アレルギーに配慮したチタンのかんざしや、反射した光に仏像が浮かぶ魔鏡のペンダント、デニム地の着物など、伝統技法に若者の感性を加えた力作も多く、閑静な境内で来場者が見入っていた。21日まで。拝観料が必要。

しかし今年は伝統工芸の当たり年やね。
それとも単に俺がこういう話題に関心がなく、気付かなかっただけなのかな?