PDと伝統工芸

プロダクトデザインの思想〈Vol.1〉

プロダクトデザインの思想〈Vol.1〉

ようやく読了(-∀-;) 思ったよりボリュームがあった。
気になった箇所は・・・

現代の焼き物の紋様はいまだに主流が江戸の焼き直しだから、産地のいくつかは三百年以上同じネタで食っていることになります。 今売れないのは、値段が高い事に限らず見飽きるほど同じ様なモノばかりあるということも考えるべきなのでしょう。 自らのコピーを続ける事は、「こだわり」ではなく消耗と浪費です。 クリエーターにとって自分自身の過去の作品すらライバルになるという緊張感は必要であると、あらためて自戒します。
(中略)
つくることは尊いことです。資源のない国がつくることを忘れたらやることはありません。
 富田氏 アトリエ意匠二次元半

伝統工芸が古臭いイメージを持つのは、昔作られたモノを単にコピーしているだけに見えるから。少なくとも俺にはそう思える。逆にその思想から脱却することができれば、この分野にはまだまだ発展できる可能性がある訳で。
「えぇ!? これって伝統工芸品なの???」
と言われるような作品を作りたい、と思う俺。
そう言えば本館ブログも、「おれ自身を笑わせたい」といつも思ってかいているな・・・
高齢化・学力低下・技術の海外流出・・・・・・
日本はどうなっていくのかな・・・・・・・・